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かなパブ通信

かなパブ通信 新着記事

第74号 2018年1月
新年のご挨拶 当事務所出身弁護士の現在(後半)(執筆担当:北川)
第72号 2017年9月
遅ればせながら御礼と、もうすぐかなパブ開業8周年(執筆担当:中山)
第71号 2017年9月
転居にまつわるエトセトラ (執筆担当:北川)
第70号 2017年5月
事務所移転と省スペース化の努力 (執筆担当:北川)
第69号 2017年4月
川口祐加弁護士の旅立ち (執筆担当:川口)
第68号 2017年3月
新人弁護士の近況 (執筆担当:中谷・重野)
第67号 2017年2月
金澤佳弘弁護士の旅立ち (執筆担当:金澤・重野)
第66号 2017年1月
新年のご挨拶 (執筆担当:北川)
第65号 2016年11月
あの弁護士は今? (執筆担当:重野)
第65号 2016年9月
あの弁護士は今? (執筆担当:重野)
第64号 2016年7月
傳田弁護士、新潟県佐渡へ赴任 (執筆担当:中山)

かなパブ通信 第74号 新年のご挨拶

【★かなパブ通信★第74号(2018.1.6)-新年のご挨拶】
 
新年あけましておめでとうございます。
 
昨年の当事務所は、今までとはまた一味違った変化の多い年でした。
 
まず、2月に67期の金澤佳弘弁護士を鴨川ひまわり基金法律事務所へ、5月に68期 
の川口祐加弁護士を法テラス佐賀へと相次いで送り出したところ、設立当初の時 
期以外では初めて、勤務弁護士が不在となり、所属弁護士が社員弁護士のみとな 
りました。
 
また、6月には、同じビル内の6階から7階へ事務所を移転し、面積も財政も若干 
スリムに生まれ変わった新たな環境で執務するようになりました。
 
このように、昨年の大部分は社員弁護士3名のみで過ごしましたが、各弁護士が 
自身のペースで仕事に集中できる落ち着いた環境であった一方、共通の目的に向 
かって邁進する活力はやや不足気味となり、やはり、若手の養成をしてこそ「か 
なパブ」だと再認識した1年でもありました。
 
今年は、久しぶりに、勤務弁護士として、70期の大西章・大根田紫織の2名を迎 
え入れることになり、また、6月頃には社員弁護士も新たに1名加わる予定です。
 
昨年とは一転して賑やかな1年になりそうですが、そのような中、9月には、全国 
各地の都市型公設事務所のうち最も新しく設立された当事務所も設立から満9年 
となり、いよいよ10年目に入ります。
 
これまで大きなトラブルなく事務所を維持経営し、弁護士不足地域へ若手弁護士 
を送り出し続けることができたのも、当事務所の活動を温かく見守り、ご支援く 
ださった皆様のおかげであると感じております。
 
本年も、所員一同、弁護士過疎偏在対策の一端を担う事務所として、都市型公設 
事務所として、しっかり役割を果たし、存在感を発揮することができるよう、 
日々の活動に誠実に取り組んでまいりますので、ご指導、ご支援のほど、よろし 
くお願い申し上げます。


*≪新人弁護士のご挨拶≫*
 
**
 
この度、弁護士法人かながわパブリック法律事務所に入所することになりました。
 
私は、実務修習地の青森県で、未経験ながらボクシングジムに通っておりました 
が、最初は全く動けませんでした。
 
しかし、先輩方の動きをしっかりと見て、基礎練習を地道に行ったところ、最終 
的には自分でも意外なほど良いパンチが打てるようになっていました。
 
弁護士としての成長過程も、これと似た部分があるのではないかと想像しています。
 
実務に入りましたら、未熟なりに、先輩方のやり方をしっかりと見つつ、地道に 
弁護士としての基礎を固めて、良い法曹たり得るよう、精進していきたいと考え 
ております。
 
どうぞ、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
 
*弁護士 大西  章*
 
**
 
この度、司法修習を終え、かながわパブリック法律事務所に入所いたしました。
 
高校を卒業するまでの18年間栃木県で育ち、大学時代は北海道、大学院・司法修 
習は東京都にて過ごしましたが、この度、初めて神奈川県にやって参りました。
 
弁護士として、この神奈川県で活動を開始できることを嬉しく思うとともに、こ 
れから始まる弁護士としての活動を考えると身の引き締まる思いです。
 
これまでに沢山の方々のお力添えを賜り、無事に弁護士として活動する日を迎え 
ることができました。
 
このご恩を忘れることなく、皆さまの笑顔を作り出せるような弁護士になりたい 
と考えております。
 
未熟な私ではございますが、一つ一つの事件に真剣に取り組んでいく所存です。 
今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
 
*弁護士 大根田 紫織*
 
**
 
*≪社員弁護士のご挨拶≫*
 
**
 
昨年は、思っていたよりも早く勤務弁護士が相次いで巣立っていったり、事務所 
も6階から7階に移転することになったりなど、少し予想外のこともありました 
が、皆様のご支援もありまして、無事に都市型公設事務所の弁護士としての1年 
を過ごすことが出来ました。
 
そして、今年は、久しぶりに2人同時に新人弁護士が入所し、6月には新しい社員 
弁護士の入所も予定されているなど、事務所の活気も増すと思われますので、自 
分自身も色々と進展があるように気合いを入れ直して今年も頑張っていきたいと 
思います。本年もよろしくお願い致します。
 
*弁護士 中山 雅博*
 
2017年は、早々に金澤弁護士を送り出し、さみしく、忙しく、事務所の財政健全 
化のために頑張りました。
 
11月には日弁連嘱託としての任期も満了し、その後は時間的に余裕ができて、自 
由に、鳥のように、業務を行うことができました。
 
年が明けると、新人の指導業務が本格化します。新人のうち1名には、主担当と 
して指導にあたることになります。
 
昨年の挨拶では「本気をだす」と書きました。
 
今年は、両手を天にかざし、皆さんから少しずつ元気を分けてもらいつつ、そし 
て新人に仕事を振りつつ、通常の3倍のスピードで仕事をこなしたいと考えてい 
ます。
 
*弁護士 北川 靖之*
 
昨年は、指導を担当していた勤務弁護士が思いがけず早く地方へ旅立ち、再び単 
独で事件処理にあたるようになりました。
 
勤務弁護士の成長を頼もしく感じ始めていた分、共同受任していた事件が全て手 
元に戻ってくるのは思っていた以上に大変で、1.5倍くらいの量になったように 
感じる仕事を、いかに質を落とさず、かつ、手際よく処理するかが課題であると 
感じた1年でした。
 
自分が赴任した時に同じようにお世話になった先輩方に改めて感謝するととも 
に、今度は後輩が赴任する時に恩返しができるというのも公設事務所の弁護士な 
らではのやりがいだと思い、より自身のスキルアップを図りつつ、工夫しつつ、 
本年も頑張ります。
 
*弁護士 重野 裕子*

かなパブ通信 第73号 当事務所出身弁護士の現在(後半)(執筆担当:北川)

【★かなパブ通信★第73号(2017.12.29)-当事務所出身弁護士の現在(後 
半)】(執筆担当:北川)
 
年越しも間近となり、今月12日には70期の二回試験の発表がありました。
 
当事務所では、中山弁護士と重野弁護士が司法修習生の指導を担当し、また、2 
名の修習生に内定を出していた関係で、いろいろと心配をしておりました。
 
合格率97%と仮定しても、4人全員が合格する確率は88%にまで下がるのです 
が、無事に全員合格の連絡があり、ほっと胸をなでおろしているところです。
 
さて、前回のかなパブ通信(9月20日発信)から、だいぶ間が空いてしまいまし 
たが、当事務所から各地へ赴任した弁護士の現在の後編をお届け致します。
 
*後編の1人目は、64期の笠間圭一郎弁護士。*
 
彼は、中山弁護士が最初に養成(指導)を担当した新人弁護士です。
 
僅か1年半で、もう盗む物はないと豪語したかどうかは知りませんが、とにか 
く、神奈川県内の弁護士不足地域だった開成町で独立を果たしました。
 
おなじ神奈川県弁護士会なので、会う機会も多いのですが、県西支部では、もう 
欠かせない人材となっております。
 
事務所運営も順調のようで、いろんな場面でお会いしても、そのたたずまいには 
風格が漂いつつあります。
 
*次に、同じく64期の小林有斗弁護士。*
 
彼は、北條弁護士が最後に指導を担当した弁護士でした。1年半で巣立った笠間 
弁護士と対照的に、完熟状態で巣立っていきました。
 
群馬県吾妻郡中之条町で独立を果たし、独立簡裁地域内で弁護士ゼロという状態 
を解消してくれています。
 
かなパブOBとして、いろんな行事への参加率も高く、独身男子部屋の一員とし 
て、部屋飲みスペースを提供してくれています。
 
そのたたずまいは、他のOBと比較しても、いろんな意味で別格の雰囲気があり 
ます。
 
*次に、65期の神永夕貴弁護士。*
 
彼女は、3年前に山形県の新庄ひまわり基金法律事務所に赴任し、2017年12月に 
退任の引継式を迎えました。
 
赴任中の3年間は、雪の多い新庄でも、特に雪が多かった数年です。
 
雪に対して、当初は情緒を感じることもあったそうですが、最終的には「また、 
ごみが降ってきた」という身もフタもない感想になっていったそうです。
 
この間、御夫君とは別居婚状態が続いていたそうで、それもまた、大変だったろ 
うと思います。
 
退任後は、しばらく充電期間を取りたいとのこと。お知り合いの方は、充電期間 
中に会いに行ってあげると喜ぶと思います。
 
*次に、66期の傳田弁護士。*
 
新潟県は佐渡ひまわり基金法律事務所に、自主的に流されて行ってから、はや1 
年半が経ちました。
 
「島の弁護士」として活動していることもあり、さすがに、他のOB・OGのよ 
うには、各種行事に参加できないようです。
 
この間、佐渡島では、いろんな犯罪が起きたり、いろんな人々が流れ着いたり、 
本当にいろいろとありました。
 
他に弁護士がいないわけではないのですが、その数は神奈川とは比較になりません。
 
珍しい事件、危険な事件のニュースを耳にするたびに、遠く横浜から、彼女の安 
全と活躍を祈っています。
 
*次に、67期の金澤佳弘弁護士。*
 
2017年2月に、千葉県の鴨川ひまわり基金法律事務所に赴任して、10か月が立ち 
ました。
 
かつての交際相手が千葉県で弁護士をしていた関係で、千葉には縁があり、円満 
に地元会にもなじむことができたようです。
 
なお、かつての交際相手とは、めでたく結婚に至り、第一子とともに、家族3人 
で鴨川に移住となりました。
 
前任の岡本弁護士は、毎年40件もの国選事件を担当していたとのこと。金澤弁護 
士は、任期なしの定着になる可能性もあり、さぞかし大変だと思います。
 
*最後に、68期の川口祐加弁護士です。*
 
2017年5月に、法テラス佐賀のスタッフとして、赴任していきました。
 
佐賀県弁護士会は、会員数102名。弁護士全員の顔が見える小規模会です。
 
生え抜きでない弁護士にとっては、難しい面もあるかもしれませんが、持ち前の 
明るさで、みんなに好かれる弁護士になってほしいと思います。
 
10月には、OB・OGらも参加で、法テラス佐賀の視察旅行を実施しました。
 
彼女のおかげで、楽しい旅行になりました。なお、2018年3月26日には、神奈川 
県弁護士会主催の法テラススタッフ座談会に出席する予定です。
 
以上、出身弁護士の近況報告でした。
 
後編は、かなパブを出てから間もない弁護士が多く、近況といっても、出て行っ 
た時から、ほとんど変わっていません。
 
人の少ない地域、友達の少ない地域で、プライベートでは変化の少ない生活をし 
ている人が多いともいえます。
 
彼らが現在活動している地域は、おそらく旅行でもめったに行かない地域でしょ 
う。彼らがいるから行ってみる。行ってみよう。
 
そんな人たちがいれば、きっと歓迎してくれます。喜んでくれます。友人・知人 
の方々は、ぜひ、彼らがいる間に、訪問してあげてください。

かなパブ通信 第72号 遅ればせながら御礼と、もうすぐかなパブ開業8周年(執筆担当:中山)

【★かなパブ通信★第72号(2017.9.20)-遅ればせながら御礼と、もうすぐかなパブ開業8周年】(執筆担当:中山)
 
月日が経つのは早いもので、当事務所が2009年(平成21年)10月1日に、
 
全国で15カ所目の「都市型公設事務所」として開業してから、もう間もなく8周年を迎えることになります。
 
この間に、当事務所からは、62期の岡本吉平・重野裕子の両弁護士から68期の川口祐加弁護士まで、
 
累計で9名の弁護士を司法過疎地や法テラスへと送り出すことが出来ました。
 
東京の都市型公設事務所に比べると、所属弁護士の人数も少なく、経験豊富な所長弁護士がいるわけでもない当事務所が、
 
曲がりなりにもこうして一定の成果を出すことが出来たのは、皆様のお力添えのおかげと深く感謝しております。
 
また、当事務所の弁護士がひまわり基金法律事務所や法テラスへ赴任する際には、激励会等を開催していただいており、
 
直近では、本年2月に鴨川ひまわり基金法律事務所に赴任した金澤佳弘弁護士と、
 
本年5月に法テラス佐賀法律事務所に赴任した川口祐加弁護士の合同激励会を、本年6月9日にローズホテル横浜にて開催していただきました。
 
同激励会には、皆様ご多忙の中、当会執行部の先生方や、公設事務所支援委員会の先生方、
 
金澤・川口両弁護士が所属していた子どもの権利委員会や法教育委員会の先生方など、
 
当事務所や両弁護士にゆかりのある先生方に大勢ご出席いただき、誠にありがとうございました。遅ればせながら御礼申し上げます。
 
さて、冒頭にも申し上げましたとおり、当事務所からはこれまでに累計で9名の弁護士を司法過疎地や法テラスへと送り出しているのですが、
 
最初に岡本吉平弁護士が鴨川ひまわり基金法律事務所に赴任したのが2011年(平成23年)3月のことであり、
 
それからだいぶ時間も経っているので、今回は改めて赴任した各弁護士の近況などを報告させていただきたいと思います。
 
(なお、9名全員を一気に報告すると、長文になりすぎてしまうので前後半の2回に分けて報告させていただきます)。
 
*まず、トップバッターは、当事務所から最初に巣立っていった岡本吉平弁護士(62期)です。*
 
岡本弁護士は、2011年3月に、当事務所から、千葉県鴨川市の鴨川ひまわり基金法律事務所の初代所長として巣立っていったのですが、
 
3月1日の赴任・開業から2週間も経たないうちに、東日本大震災が発生するという超弩級の波乱の幕開けとなりました。
 
しかし、その後は、多い年には年間50件以上の刑事事件を受任するなど、持ち前のバイタリティーで何とか事務所運営を軌道に乗せ、
 
多少の紆余曲折はありながらも、先日、6年間の任期を全うし、事務所を後輩である当事務所出身の金澤佳弘弁護士に引き継ぎ、
 
現在では、東京弁護士会に登録換えをして引き続き弁護士活動をしています。
 
*続きましては、岡本吉平弁護士と同期の重野裕子弁護士です。*
 
重野弁護士は、岡本弁護士に続き、2012年1月に、高知県四万十市の中村ひまわり基金法律事務所の2代目所長として巣立っていきました。
 
幸いなことに任期中に大きな天変地異等に見舞われることはありませんでしたが、
 
本庁までの距離が片道100キロ以上、特急電車は2時間に1本しかないので使い勝手が悪く、
 
かと言って車で行こうとすると高速道路も充分には整備されていないために2時間半以上はかかるという地理的なハンデがありながらも、
 
中村支部管轄地域に唯一の女性弁護士として、家事事件から裁判員裁判事件まで幅広い事件を受任し、3年間の任期を無事に務めあげました。
 
(ちなみに、東京地裁から横浜地方裁判所小田原支部までの距離が約80キロですから、
 
 重野弁護士が自分の事務所から本庁まで行くときには、小田原支部の先生が東京地裁に行くよりも大変、ということになります)
 
そして、任期終了後はご存じのとおり、2015年4月から、再び当事務所の一員として、
 
今度は自分の経験を後輩の新人弁護士に伝える役目も果たしながら、委員会活動も含めて、幅広い弁護士活動をしています。
 
*3番手は、当事務所から初めて法テラス法律事務所へ赴任した森田了導弁護士(63期)です。*
 
森田弁護士は、2012年6月に、北海道の八雲町というこれまた函館市から80キロほど離れた八雲町に新しく設立された
 
法テラス八雲法律事務所の最初のスタッフ弁護士として赴任していきました。
 
なお、2011年度の副会長で公設事務所支援委員会をご担当いただき、法テラス八雲の事務所開所式にもご出席いただいた安藤肇先生が
 
弁護士会新聞で森田弁護士の赴任等を紹介していただいたのが下記の記事です。
 
https://www.kanaben.or.jp/member/contents/news/topics/yokobennews/201309.pdf
(会員用ページ:顔写真付)
 
http://www.kanaben.or.jp/profile/info/data/201309.pdf
(一般ページ:顔写真無)
 
そして、安藤先生に保証していただいたとおり、特に女性問題等を起こすこともなく、無事に約2年半の任期を終えた森田弁護士は、
 
2015年4月に長崎の南高愛隣会という社会福祉法人に法テラスから外部派遣され研鑽を積み、
 
2016年1月からは、熊本県の法テラス熊本法律事務所にて勤務をしております。
 
*4番手は、森田弁護士と同じく63期の平岡路子弁護士です。*
 
平岡弁護士は、幼い頃に阪神大震災を経験していたことなどから、
 
東日本大震災の被災者の力になりたい、被災地の復興に関わっていきたいという気持ちがあり、
 
当会に所属していた当時も積極的に東日本大震災の被災者支援に関わっていました。
 
そして、念願が叶って、2013年3月から被災地である相馬ひまわり基金法律事務所の4代目所長として赴任していきました。
 
なお、奇妙な縁と言いますか、平岡弁護士の前任の米村俊彦先生は、
 
上記の森田弁護士の記事の左下に原発賠償請求研修会に関する記事を寄稿されており、
 
相馬ひまわり基金法律事務所を平岡弁護士に引き継いだ後、しばらくは第二東京弁護士会に登録されていたのですが、
 
現在では当会に登録換えをされ、しかも当事務所と同じビルの3階の加藤法律事務所に所属していらっしゃいます。
 
話が脱線しかけましたが、平岡弁護士は、2013年3月から3年間の任期の間に、
 
弁護団事件も含めた本当に多数の原発被害・震災対応の案件の処理にあたり、2016年3月までの任期を無事に務めあげ、
 
事務所を後任の松尾政治弁護士に引き継いだ後も(ちなみに、松尾弁護士は平岡弁護士の配偶者です)、
 
引き続き福島県相馬市の同事務所にて被災者支援などに関わっています。
 
(後半に続く)

かなパブ通信 第71号 転居にまつわるエトセトラ(執筆担当:北川)

【★かなパブ通信★第71号(2017.9.4-転居にまつわるエトセトラ)】(執筆担当:北川)
 
以前にもお知らせした通り、弁護士法人かながわパブリック法律事務所は、本年6月26日をもって、同じビルの6階から7階に移転しました。
しばらくの間は、旧住所でも郵便物は届くと思います。また、電話やFAXの番号は変わりません。
 
無事に引っ越しを終えたわけですが、なかなかに疲れました。
引っ越し作業自体の身体的疲労はもとより、業者との折衝による精神的疲労が大きかったです。
そして、住所が変わりますと、各種の登録も色々と変更する必要が出てきます。
この作業は概ね終わりましたが、しばらくは多少の混乱もあるかと思われます。
 
今回は、転居に伴う各種の混乱について触れていきたいと思います。
 
<転居の作業の概要>
 
まず、転居といっても、荷物を運んで、一丁あがりというわけにはいきません。
原状回復、新事務所のパーティションの設定、電気工事、電話工事、LAN工事などが必要となってきます。
 
これらを別々の業者にやってもらってもいいのでしょうが、今回は原状回復をやってくれた業者に総指揮を依頼しました。
実は、旧事務所の賃貸借契約上、原状回復は賃貸人が指定する業者に依頼する必要がありました。
そして、旧事務所のパーティションを新事務所に移設するため、原状回復とパーティション移設を同じ業者に頼むことになりました。
実際上、金額が大きいのも原状回復とパーティション設定だったので、いっそのこと総合プロデュースをお願いしようということになったのです。
 
もっとも、総合プロデュースをしてもらうということは、窓口が一本化されて簡便な反面、その業者との関係や対応次第で、引っ越し全体に影響が出てしまうというリスクもあります。
今回は、改めて、交渉過程や依頼内容をしっかり書面等に残し、想定外のトラブルを防ぐことの大切さを感じました。
 
<原状回復の問題>
 
賃貸不動産の原状回復については、何年か弁護士をやっていれば、必ず相談を受けるネタです。
いったいどこまで原状回復をすべきかというアレです。
 
いろいろと折衝を行いましたが、同じビル内の引っ越しということが幸いしました。あれっと思った原状回復要求については、「それを回復するんだったら、新しく引っ越す先も新品にしてよね」のような交渉がやりやすかったです。
 
<書面上の変更>
 
事務所(法人)の住所は、ビル名と階数まで登録してある場合と、番地までしか登録していない場合がありました。
後者であれば変更は不要ですが、前者ならば変更が必要となります。そもそも、それを確認するのが大変です。特にかなパブは、任期の関係上、既に設立時の社員は誰もいないので、昔の資料を探し回ることから始める必要がありました。
 
判例秘書(EOC)なんかは、電話で変更ができて、とっても楽でした。
日弁連の登録は、手数料がかかりますが、無料にするか、もっと安くしてほしいです。
また、今更ながら弁護士法人の定款をじっくり読んでみましたが、ここには住所の詳細な記載はありませんでした。定款に記載する所在地は、最少行政区画、すなわち「横浜市中区」と書けば足りるのだそうです。
名刺や事務所封筒などは、階数の違いのみということもあり、次回の注文から変更し、古いものもしばらくは使うことになりました。
 
<約2年で元が取れます>
 
引っ越しには、当然ですがお金がかかります。事務所の財政にとっては、なかなかの打撃です。
しかし、家賃が安くなることも見逃せません。試算したところ、約2年で引っ越し費用分を取り戻すことができそうです。
すなわち、かなパブが2年以上存続すれば、今回の引っ越しは経済的にプラスになるわけです。
2年間、24か月間、730日間、無事に当事務所が運営され続けるよう、今後とも、皆様のご支援をお願いいたします。

かなパブ通信 第70号 事務所移転と省スペース化の努力(執筆担当:北川)

【★かなパブ通信★第70号(2017.5.31)-事務所移転と省スペース化の努力】(執筆担当:北川)
 
弁護士法人かながわパブリック法律事務所は、引っ越しをすることになりました。
 
といっても、同じビルの6階から7階への移転です。電話番号、FAX番号も変更ありませんので、裁判所、相手方に迷惑をおかけすることは少ないのではないかと思います。グーグルマップなどの地図上の所在地も変わりません。弁護士、事務員、依頼者の混乱も少ないと思います。
 
今回は、移転の経緯と事務所の省スペース化に向けた工夫などをご紹介します。
 
<引っ越しの端緒>
今年の初めころ、かなパブが入っているビルの入口にテナント募集の張り紙が張り出されていました。どうやら、7階に入っていた会社が移転したようです。
 
<引っ越しの理由>
かなパブは、弁護士不足地域に赴任する若手弁護士を養成するために設立されました。事務所のレイアウトは、指導担当の弁護士と養成を受ける弁護士を合わせて、最大で8名程度まで収容できるようにデザインされました。
 
しかし、若手を育てて弁護士不足地域に送りだすということは、ようやく一人で仕事をまかせられるようになった頃には事務所を離れてしまう(つまり、稼げるようになる前に居なくなってしまう)ということでもあり、正直、収支のバランスをとるのは簡単ではありません。
 
弁護士不足地域へ赴任する人材は今も十分に足りているとはいえないのですが、最近のかなパブは、採用して育てる人数自体を減らすという方法で経費を抑えるしかありませんでした。
 
そうしたところ、ちょうど、同じビル内で手ごろな物件が見つかり、経費削減のため、思い切って、事務所の移転に踏み切ることにしました。
 
<移転先のレイアウト>
移転先の物件は、現在の物件の約3分の2の広さです。家賃も、おおむね3分の2です。レイアウトを工夫して、これまで通り、弁護士8人、事務員4人まで収容可能となっています。もっとも、実際に12人を収容するとなると、割と窮屈かもしれません。
 
そこで、以前よりも狭い物件に移転するにあたって、いくつかの省スペース化の方策を検討しました。
 
<省スペース化① ―スライド書棚―>
事務所設立から8年目ともなると、書籍や終了事件記録がたまってきます。
かなパブは、すべての事件を基本的には法人で受任しているので、移籍する弁護士が終了事件記録を持ち出すことは、基本的にはありません。これまでは、書棚やキャビネットに保管していました。
 
省スペース化にあたり、スライド書庫の導入を検討しました。後列に5つ、前列に4つの書棚を並べます。後列の書棚は1つしか見えませんが、前列の書棚をスライドさせることで、後列の書棚を選択できます。図書館などでご覧になったことがある方も多いかと思います。書棚の前のスペースは、書棚を眺めるとき以外は使いません。スライド書棚の導入により、書棚前のスペースを削減することができます。
 
スライド書棚は、大きさにもよりますが、数十万円程度のコストがかかります。しかし、一時的なコストですので、賃料が下がれば十分合理的な出費です。
 
<省スペース化② ―貸倉庫―>
終了記録は、一定期間、事務所に保管しておかなければなりません。しかし、使用頻度を考えれば、オフィス街の一等地で保管しておく必要はないのではないかとも考えられます。省スペース化にあたり、書類の保管方法についても、いろいろと検討しました。
 
まずは、貸倉庫。最近は、都心から、郊外まで、いろんなところで貸倉庫を見かけます。こういうところに、ファイルや書類を預けてしまえば、事務所本体の省スペース化につながるのではないかと考えました。
 
もちろん、その通りなのですが、貸倉庫内に段ボール箱を山積みすることになります。仮に終了記録が必要となった場合に、取り出しが困難となるのではないかという気もします。また、複数事務所の禁止という弁護士法上の規制に引っかからないかという心配もあります。たぶん大丈夫だと思うのですが、確信は持てません。
 
<省スペース化③ ―書類保管業者―>
次に検討したのは、書類保管業者です。これは郊外に大きな倉庫を持っている業者が、箱単位で書類を預かってくれるというサービスです。
 
業者に指示を出すことで、箱単位で出し入れが可能です。時期がくれば、そのまま溶解処理に出すこともできます。
大手財閥系の業者の見積もりによれば、段ボール1箱の保管料が、月額100円から200円程度。書類保管のスペースに払っている事務所の賃料を計算してみれば、十分合理的な選択肢といえると思います。事件記録の処理を他人に委託することになるというのが、若干、引っかかるところです。
 
<結論は未定>
色々と検討したのですが、結論は未定です。
おそらく問題ないだろうとは思っていても、いざ踏み切ろうとすると迷いが出てきます。
実際に、どうなったのか。7月以降に、かなパブに立ち寄っていただけば、変わったのか、変わらなかったのかも含めて、ご覧になっていただけます。リポビタンDをご用意して、お待ちしておりますので、お気軽にお立ち寄りください。

かなパブ通信 第69号 川口祐加弁護士(68期)の旅立ち(執筆担当:川口)

【★かなパブ通信★第69号(2017.4.30-川口祐加弁護士、旅立ちのご挨拶)】(執筆担当:川口)
 
当事務所で養成を行ってまいりました川口祐加弁護士(68期)が、法テラス佐賀に赴任することになりました。
かなパブから法テラスへの赴任は、森田了導弁護士(63期・法テラス八雲)以来、5年ぶり2人目、
過疎地型ではなく本所型の法テラスへの赴任は、今回が初めてです。
 
本所型の法テラスでは、対応が難しい案件の受任や司法ソーシャルワーク活動を求められる場面も多くあります。
川口弁護士らしく、佐賀でも元気に活躍してくれることと思いますが、とはいえ、まだ弁護士登録2年目、
周囲からの応援が何よりの力になりますので、今後とも、温かく見守り、ご支援・ご指導いただけますと幸いです。
 
以下、川口弁護士から皆様へ、御礼と旅立ちの挨拶です。
 
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1年ぶり2度目にして,最後の執筆になります。68期の川口祐加です。
 
平成27年12月に入所して以来,約1年4か月に渡り養成を受けてまいりましたが,
本年5月1日付けで法テラス佐賀法律事務所に赴任するため,今月をもってかなパブを退所することになりました。
今回は,法テラスのスタッフ弁護士のご紹介と養成期間を振り返りたいと思います。
 
<法テラスのスタッフ弁護士とは?>
法テラスのスタッフ弁護士(以下「スタ弁」といいます。)は,法テラスに雇用され,
全国の法テラスに併設された法律事務所(当会のように法律事務所の併設がない法テラスもあります)に配属されます。
法テラスには県庁所在地などに存在する本所型と呼ばれるタイプと,司法過疎地に存在する過疎地型と呼ばれるタイプがあります。
本所型事務所に所属するスタ弁は,原則的に扶助事件・国選事件・日弁連委託援助事件など,限られた事件のみを取り扱います。
過疎地型事務所に所属するスタ弁は,本所型で取り扱う事件のほか,扶助事件ではない事件も有償で受任することができます。
私が赴任する法テラス佐賀法律事務所は,本所型の事務所です。
 
<赴任先は選べるのか?>
 赴任先は選べません。
 法テラスの採用選考を経て内定すると,ある日突然,法テラス本部から,「〇月〇日付けで〇〇に赴任してください」という連絡が入ります。
 なお,赴任先のおおまかな希望(例:東日本エリア)は出せるようですが,どの程度,その希望が通るのかは分かりません。
 
<養成期間振り返り~①かなパブ~>
 約1年4か月という短い期間ではありましたが,様々な事件や依頼者等の方々との出会いがありました。
 刑事弁護では,不起訴・釈放になった元被疑者の方に,涙を流しながら「こんなに早く出られるなんて夢みたい。ありがとう。」
 と言っていただいたことや,「同じような人がいたら,また助けてあげてください」と励ましていただいたことがありました。
 
民事事件でも「初めての相談のとき,怖い人だったらどうしようと思っていたから,先生で良かった。」という言葉をいただいたことがありました。
最初から見通しが明るい事件は少なく,対応や方針に悩むことも多々ありましたが,
それまでの苦労も悩みも全て吹き飛ぶようなお声がけをしていただき,弁護士としてのやりがいと喜びを経験させていただきました。
 
かなパブでは,指導担当弁護士と被養成弁護士が事件を共同受任しますので,いつでも先輩弁護士に質問や相談できる環境に恵まれています。
そのおかげで,対応に戸惑ったときも無事に切り抜けることができました。
事件の方針の立て方はもちろん,打合せにおける依頼者等への配慮(方法)や相談の準備事項など,多くのアイデアも学ばせていただきました。
佐賀でも,かなパブで得たアイデアや経験をもとに,業務に勤しみたいと思います。
 
<養成期間振り返り~②委員会~>
 委員会では,事務所外の多くの先生方にお世話になりました。
 子どもの権利委員会では,委員会や部会等で,生き生きと事件に向き合い経験を伝えてくださる先生方に感化され,学ぶことが多くありました。
 いつも親切に教えてくださり,またこの度は温かく送りだしていただき,誠にありがとうございました。
 ようやく,勉強会等の主催側として委員会活動にコミットできるようになってきたところで去ることになり淋しい限りですが,
 佐賀でも子どもの権利委員会に入り,引き続き会務活動に取り組みたいと思います。
 公設事務所支援委員会では,委員の先生方に養成の様子を気にかけていただき,温かい励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました。
 
<養成期間振り返り~③チューター勉強会~>
 チューター勉強会では,チューターの先生方から毎回,楽しく学ばせていただきました。
 どのくらい充実し,楽しかったのかは,当班の通年出席率が100%であったことが物語っているかと思います。
 チューターの先生方,同期の先生方,ありがとうございました。
 
<養成期間振り返り~④同期との関わり~>
当会に入会した当時,面識のある同期の先生方は両手で数えられるほどしかいませんでした。
この1年4か月の間,励まし励まされ,この先も友人として,仲間として,そして時にライバルとして,
一緒に成長していきたいと思う同期の先生方の数は,もはや両手両足の指をもってしても数えられないくらいに増えました。
同期の先生方の存在は,当会での充実した弁護士ライフに欠かせませんでした。ありがとうございました。
 
<最後に>
 1年目は「初めて」の事件が多く,内心うろたえることも多かったのですが,
 かなパブの中山弁護士,北川弁護士,重野弁護士から手厚いご指導をいただき,
 研修や委員会でも他事務所の先生方からご指導いただきましたことで,乗り越えることができました。
 
 法テラス佐賀は弁護士1人の事務所ですが,神奈川で得た経験を土台として,臆することなく事件に取り組んで参りたいと思います。
 1年4か月間,温かく熱心にご指導くださいまして,誠にありがとうございました。
 近くまでお出での際には,ぜひ佐賀にもお立ち寄りください。ご来訪を心よりお待ちしております。

かなパブ通信 第68号 新人弁護士の近況(執筆担当:中谷・重野)

★かなパブ通信★第68号(2017.3.28-新人弁護士の近況&即独等弁護士勉強会のご案内)(執筆担当:中谷・重野)
 
前号では、金澤弁護士(67期)の旅立ちについてご報告しましたが、今号では、1月に入所した中谷幸二弁護士(69期)の近況と、かなパブの若手支援企画、「即独等弁護士勉強会」をご案内します。
 
≪中谷弁護士の挨拶&近況報告≫
はじめまして。かなパブのアキレス腱、中谷幸二です。
京都での17年間の公務員生活を経て、司法修習を終え、この度、かなパブに入所いたしました。
小・中・大学で軟式野球をしていたので、神奈川県弁護士会でも野球部に入部させていただきました。久々に野球ができるうれしさのあまり、飛び上がって着地したときにアキレス腱を断裂してしまいま
した。今後アキレス腱断裂される方のために、私の経験を報告させていただきます。ぜひ、参考にしてください。
 
1 アキレス腱断裂時の症状
準備運動後にダッシュ等をしている際、ジャンプして着地したときに「バンッ」という音がして、アキレス腱の辺りにボールが当たったような衝撃を感じ、その場で倒れこみました。痛くはありませんでしたが、足に力が入らず歩けませんでした。
2 救急搬送
野球部の方に救急車を呼んでいただきました。搬送先の病院の医師からアキレス腱断裂と診断されました。救急処置後、山﨑健一先生に車で自宅近くまで送っていただきました。山﨑先生をはじめ、野球部の方々には大変親切にしていただきました。アキレス腱を断裂するなら親身になってくれる弁護士の前に限る、次アキレス腱を断裂するときも神奈川県弁護士会野球部で断裂したいと思いました。
3 入院・手術
4日間入院し、初日に手術をしました。土日を含んでいますので、入院のために仕事を休んだのは2日間です。入院・手術の費用は約10万円です。
4 通院
最初の2週間は、つま先立ちの形で足をギプスで固定し、足を地面に着けないよう、松葉杖を使用します。胸や腕の筋肉が疲れるので、数m進むごとに休憩しなければなりません。普段、徒歩15分くらいのところが、松葉杖では1時間くらいかかりました。東京や小田原の期日に出席するのは難しいと思います。神奈川簡裁にはエレベーターがなく、階段を上り下りするのに苦労しました。接見等の刑事弁護活動も難しいと思います。
手術から2週間経つと、足を地面に着けて歩くことができる形にギプスを巻き直します。巻き直してしばらくの間は松葉杖を使用しましたが、慣れれば松葉杖なしで歩けるようになります。しかし、普段と違う歩き方になるため、すねの辺りが筋肉痛になったり、かかとが痛くなったりして、長距離を移動するのは大変です。
ギプスを巻き直してから2週間経つと、ギプスを外します。私はまだギプスをしていますが、もうすぐ外すことになります。ギプスを外すと装具を使うのが一般的なようですが、私が通院している病院の医師は、装具を使わないようです。ギプスや装具を外した時期が一番再断裂しやすいようなので、再断裂しないか不安です。また、固定されていない分、今までより歩きにくくならないか心配です。
通院のために、週1回半日程度、仕事を休みました。
5 まとめ
アキレス腱を断裂すると、元どおりのスポーツができるようになるまで半年から1年、日常生活に支障がなくなるまででも3箇月はかかります。
弁護士は代わりの利かない職業ですし、特に、司法過疎地に赴任した弁護士が動けなくなると、地域全体に迷惑をかけることになります。今後は、自分の立場を考えて、慎重に行動したいと思います。
また、今回のけがを通じて、入院や通院をされている方、身体が不自由な方の立場になって考えることができるようになりました。人生経験の一部として、今後の業務に役立てたいと思います。
アキレス腱断裂のことなら、何でもご質問ください。今後とも、よろしくお願いいたします。
 
≪即独等弁護士勉強会のご案内≫
 「即独等弁護士勉強会」は、当会唯一の公設事務所として、少しでも会員の皆様にお役に立てることがあれば…と、主に若手の即独等(即独・早独・ノキ弁・宅弁等)弁護士を対象として、2~3ヶ月毎にかなパブで行っている勉強会です。
 
毎回、メンバーの希望を着てテーマを決めたうえ(昨年は、交通事故・未払賃金・会社倒産・建物明
渡・離婚など)、新人弁護士の養成事務所ならではのノウハウ(?)を生かし、若手が躓きやすいポイントなども盛り込みながら、基本的な処理手順から知っていると役立つポイントまで、ざっくばらんに講義や質疑応答を行っています。
 
コツコツと続けるうちに、いつの間にかこの勉強会も8年目を迎え、OB/OGたちも、今ではそれ
ぞれ活躍しています。チューター勉強会など、会内の若手支援制度も充実してきましたが、まだまだこの勉強会のニーズもあるようで、毎年5名前後は新メンバーの加入があります。
 
互いの顔が見えて気軽に話しやすいからか、毎回、その日のテーマに限らず様々な質問が寄せられます。簡単だけど皆一度は迷ったことがあるような質問もあれば、こちらも一緒に悩んでしまうような質問もあります。一人で悩まず、他の弁護士の経験や視点に触れながら考える機会をもてることも、この、勉強会の良い面かもしれません。
 
そうして寄せられた疑問や質問は、先ほど登場した中谷弁護士のように,司法過疎地へ旅立つ予定のかなパブの若手にとっても,良い経験共有の機会となっています。今後もぜひ、気軽に参加していただき、一緒にスキルアップを図っていければ嬉しいです。
 
今年2回目の日程等は以下のとおりです。
興味がある方は、当日までに、担当の重野(62期)宛てにご連絡ください。
・日時等:4月3日(月)18時~ @かながわパブリック法律事務所
・テーマ:債務整理の手続選択&法人破産入門

かなパブ通信 第67号 金澤佳弘弁護士(67期)の旅立ち(執筆担当:金澤・重野)

★かなパブ通信★第67号(2017.2.5)-金澤佳弘弁護士(67期)の旅立ち】(執筆担当:金澤・重野)
 
昨年末から年明けにかけ、新規登録したばかりのフレッシュな弁護士が加入した事務所も多いかと思います。
かなパブにも、新しく69期の弁護士が加入しました(ご挨拶は、また次の機会にさせていただきます)が、
毎年、出会いがあれば別れもあるのが、過疎地派遣弁護士の養成を行っているかなパブの宿命でもあり、
今回もまた1人、金澤佳弘弁護士(67期)が、弁護士過疎地域へ旅立って行きました。
 
以下、金澤弁護士から、赴任のご挨拶を兼ね、ひまわり基金法律事務所への赴任の流れ等を説明してもらいます。
神奈川からは離れますが、皆様、今後も、金澤弁護士の活躍を温かく見守っていただけますと幸いです。
 
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67期の金澤佳弘と申します。
2014年12月の入所以来、弁護士過疎地への赴任に向けて、かなパブで養成を受けて参りました。
そして、1月をもって退所し、千葉県鴨川市にある「鴨川ひまわり基金法律事務所」の2代目所長として赴任することとなりました。
 
<赴任への流れ>
赴任することになったと申しましても、全国各地の弁護士過疎地域にあるひまわり基金法律事務所のうち、
「あそこのひまわりに赴任せよ」などと、どこからか辞令が下るわけではありません。
募集が出ているひまわり基金法律事務所の中から、自分で選んだところへ応募します。
 
ひまわり基金法律事務所は2~3年の任期制となっています(延長も可能で、最長6年です)。
所長弁護士が任期を終える約1年前に後任の募集が出ますので、募集が出ている中から、応募先を選ぶことになります。
かつては新設されるひまわり基金法律事務所の初代所長の募集もありましたが、現在は後任の募集がほとんどです。
 
応募後は、支援委員会(日弁連・地元弁護士会・地元弁護士会連合会から推薦された弁護士で構成)による選考を経て、所長に選定されます。
今回の選考もそうでしたが、応募者が複数いることも少なくなく、書類選考や面接等が実施されることが多いです。
 
<応募前~各地のひまわり基金法律事務所の見学>
応募に際しては、前もって現地を見学に行きます。
私もそうでしたが、応募先の地域に縁もゆかりもないことが多く、実際に行ってみないと、どんな地域なのか見当もつかないからです。
私も、岡山県の真庭ひまわり、同じく岡山県の高梁ひまわり、そして千葉県の鴨川ひまわりの見学に行きました。
見学に行った中で、海、山と自然に恵まれていて、温暖な気候である鴨川ひまわりが第一希望でしたので、選定されて大変喜んでおります。
 
<赴任後~鴨川ひまわりでの執務>
本年2月1日から鴨川での執務を開始し、引継期間を経て、3月1日からは所長弁護士として事務所を経営していくこととなります。
鴨川市は、千葉地裁館山支部の管轄にあります。
ほかに館山市・南房総市・鋸南町が管轄区域となっていますが、鴨川ひまわりは鴨川市では唯一の弁護士事務所となります。
館山支部へは車で約50分、隣接の勝浦市を管轄する一宮支部までは約1時間30分かかるなど、移動にはそれなりの苦労が伴います。
高齢化の進む鴨川市では、相続事件や高齢者の権利擁護に関する事件が多く、
また、担い手がいないために刑事弁護の受任も非常に多いようです。
 
忙しい日々が待ち受けていますが、「困っている人の力になりたい」と考えて弁護士を志し、
「弁護士過疎地ならば困っている人がたくさんいるはず」と考えてひまわりへの赴任を希望しました。
地域の方々の力になれるよう、精一杯頑張って参ります。
今後ともご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。

かなパブ通信 第66号 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
 
昨年の9月1日をもって当事務所は設立7年を迎え,今年は順調にいけば8年目を迎える予定です。
昨年度は,66期の傳田弁護士を新潟県佐渡市へ送り出し,68期の川口弁護士の養成を開始しました。
今年は,新たに69期の中谷弁護士を受け入れ,67期の金澤弁護士を千葉県鴨川市に送り出すことになっています。
現在,70期修習生向けの採用活動の真っ最中です。
 
このように,当事務所は,勤務弁護士が1年と数か月で過疎地に旅立つ運命にあります。
社員弁護士にも任期があり,現在も社員弁護士を募集しています。
しばらく見ないうちに,全然知らない弁護士ばかりになっているかもしれません。
しかし,人体は,その細胞を常に入れ替えつつも,個体としての同一性を維持しています。
かなパブも,人を入れ替えつつも,そのスピリッツを維持していきたいと思います。
弁護士の過疎偏在対策のかなめとして,神奈川県民の司法アクセスの拡充のかなめとして,
弁護士,事務職員が一丸となって,今年も全力を尽くす所存です。皆様の変わらぬご支援をお願いいたします。
 
平成29年1月
 
 
≪赴任する弁護士のご挨拶≫
 
弁護士登録から早くも2年が経過し,本年2月より,
千葉県の外房に位置します,鴨川ひまわり基金法律事務所の2代目所長として赴任することとなりました。
弊所での2年間の養成中,弁護士過疎地への赴任を見据え,多種多様な事件を経験させていただき,
事務所内外の先生方には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。
赴任を目前に控え,期待と不安が入り混じる心持ちですが,
皆様への感謝を忘れずに,赴任地の千葉県鴨川市でも,誠心誠意活動していく所存です。
これからもご指導,ご鞭撻のほど,どうぞよろしくお願い申し上げます。
弁護士 金澤 佳弘
 
(新事務所) 鴨川ひまわり基金法律事務所
       〒296-0001 千葉県鴨川市横渚1067-3 かめやビル1 3階C号室
電話:04-7094-5081 FAX:04-7094-5082
 
 
≪新人弁護士のご挨拶≫
 
この度,宇都宮での司法修習を終え,弁護士法人かながわパブリック法律事務所に入所いたしました。
司法修習までは,約17年間,京都で地方公務員として勤務しておりました。
港や中華街,海や山等の自然等がある魅力的な地で弁護士としての第一歩を踏み出すことになり,うれしく思います。
公務員としての勤務を通じて人や社会の役に立つことのやりがいを感じ,
困っている人の役に立つ弁護士になりたいと考えております。
未熟者ではございますが,初心を忘れず,目の前の事件に誠実に取り組んで参りますので,
御指導・御鞭撻を賜りますよう,よろしくお願いいたします。
弁護士 中谷 幸二
 
 
≪社員弁護士のご挨拶≫
 
昨年は,リオオリンピックでの日本人選手の活躍などの明るい話題もある一方で,
イギリスがEUから離脱したり,アメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選したり,SMAPが解散したり,
予想外なことも数多くあった一年ではありましたが,
私個人にとっては,残念ながら結婚等の予想外な出来事は起きず,引き続き弁護士業務に邁進した一年となりました。
今年は,1年ぶりに新人弁護士の指導担当になりますので,
気を引き締め直して,良い1年となるように引き続き色々と頑張っていきたいと思っております。
本年も,どうそよろしくお願い申し上げます。
弁護士 中山 雅博
 
かながわパブリック法律事務所に入所してから,もう3年になろうとしています。
初めて指導した金澤弁護士も,立派に巣立つ時期となりました。
鴨川ひまわり基金法律事務所では,私の束縛や呪縛から解放されて,のびのびと仕事をしてほしいと思っています。
というわけで,今年1年は,一人で事件処理をすることが多くなりそうです。身軽になるという一面もあるかもしれませんが,
勤務弁護士のマンパワーを頼ることができなくなるというのは,やはり厳しいものがありそうです。
そろそろ本気を出して,頑張りたいと思います。
弁護士 北川 靖之
 
ひまわりでの任期を終えて当事務所に戻ってから,早くも1年9ヶ月が経ちました。
昨年は,新しく入所した勤務弁護士の指導担当になり,
自分が新人時代に先輩弁護士から学んだことや,ひまわり赴任中に困った場面などを思い起こしながら,
どうしたら若手弁護士がすくすくと育ち,そして,赴任後の苦労を少しでも減らせるだろうかと,試行錯誤する日々でした。
まだまだ,人を育てるよりも,自分を成長させるべきだなぁと痛感する場面も多々ありますが,
勤務弁護士と一緒に経験を積み重ねることで,私自身もよりスキルアップしていきたいと思っております。
本年も,どうぞよろしくお願い申し上げます。
弁護士 重野 裕子
 
 
≪勤務弁護士のご挨拶≫
 
弁護士登録から早くも1年が経過しました。入所をした日がまだ昨日のことのようで,時が経つ速さに大変驚いています。
1年目はすべての手続が初めてであり,分からないことも多く,自分の未熟さを痛感する日々でした。
その一方で,民事・刑事を問わず,依頼者の皆様より温かいお言葉や感謝のお言葉をかけて頂き,
弁護士業務のやりがいを実感できた1年でもありました。
事務所内外の先輩弁護士の先生方からご指導やご助言をいただく機会も多く,
大変恵まれた環境で,弁護士人生のスタートをきることができたことに感謝しております。
本年は,養成後の赴任先を探す年になります。赴任に備え,様々な事件に臆することなく,
1つ1つ処理をしていけるよう,1年目以上の熱量で日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
今後とも,ご指導ご鞭撻のほど,よろしくお願い申し上げます。
弁護士 川口 祐加
 
 
※以前は,会員の皆様にメール便を利用して新年のご挨拶状をお送りしておりましたが,
  昨年に引き続き,本年も,経費の節減と資源の保全の観点から,
  「かなパブ通信」の配信によるご挨拶とさせていただきました。ご容赦のほど,よろしくお願いいたします。

かなパブ通信 第65-2号 -あの弁護士は今…?!  その2】(執筆担当:重野)

【★かなパブ通信★第65-2号(2016.11.27)-あの弁護士は今…?!  その2】(執筆担当:重野)
 
今回は、かなパブを旅立った64期以降の弁護士達の今、をご紹介します。
64期の2人は、前回ご紹介した62・63期とはちょっと違った旅立ち方をしています。
 
<笠間圭一郎弁護士(64期)>
平成23年12月に入所し、約2年間かなパブで経験を積んだ後、
平成25年11月、県西の足柄上郡・開成町に「足柄上法律事務所」を開業しました。
 
開成町は、神奈川県内の市町村のうち、弁護士が1人もいない自治体の1つでした。
隣の南足柄市出身の笠間弁護士は、当初から、生まれ育った地域の弁護士過疎を解消すべく、
地元に戻って開業したいという志を持っていましたので、その志を実現したことになります。
 
県西支部のHP(http://kanagawakenseibu-b.jp/)では、支部内を4つのエリアに分けていますが、
北西部(南足柄市・山北町・松田町・開成町・大井町)は、今も笠間弁護士が唯一の弁護士です。
開業3年を迎え、地域住民にも身近で頼りになる存在としてすっかり定着したようです。
 
<小林有斗弁護士(64期)>
笠間弁護士と一緒に平成23年12月に入所し、かなパブで約2年4ヶ月過ごした後、
平成26年5月、群馬県吾妻郡の中之条町に「あがつま法律事務所」を開業しました。
 
吾妻郡は、温泉地の草津町や高原キャベツが特産の嬬恋村を含む県北西部の地域です。
中之条町に簡裁と家裁出張所があり、郡内人口は約5万9000人ですが、弁護士はゼロでした。
 
関東屈指の温泉地が多々あり、仕事で疲れても温泉に行けそうで良いな~と思うところですが、
実際は、広い管内や本庁までの長距離を走り回ってばかりで、のんびりする時間がないようです。
温泉地からの相談もあり、ドロドロした実情が見えてしまうため、温泉に夢がもてなくなったのだとか(笑)。
それでも元気に頑張っており、地域内のトラブルを丁寧に工夫しながら処理しているようです。
 
<神永夕貴弁護士(65期)>
平成24年12月に入所し、昨年1月、山形の「新庄ひまわり基金法律事務所」の4代目所長に就任しました。
 
山形の新庄支部(最上地域)は有数の豪雪地帯。冬には雪がどっさり積もり、日々の移動も一苦労です。
そのためか、真冬は相談や依頼が減り、温かくなると急に忙しくなるという傾向があるそうです。
 
そんな厳しい気候の中でも、いつも気さくで朗らかな神永弁護士は、管内唯一の女性弁護士として、
地域住民からも慕われ、常に100件近い事件を抱えて忙しくしているようです。
あと1年ほどで3年の任期を終える見込みで、今後の進路を考える時期に差し掛かっています。
 
<傳田真梨絵弁護士(66期)>
平成25年12月に入所し、今年6月、新潟の「佐渡ひまわり基金法律事務所」の4代目所長に就任しました。
かなパブからは初めての、「離島」の弁護士になります。
 
佐渡島の住民は、船で渡らない限り、本土の弁護士に相談や依頼をすることができないため、
傳田弁護士のほか4名の島内の弁護士で、支部内のほぼ全ての事件に対応しなければなりません。
高齢化が進む一方で弁護士が少ないため、後見事件だけでも既に15件ほどを抱えているそうで、
後見人のなり手を増やすため、地域をあげて市民後見人の育成にも力を入れているとのことです。
 
今は、引継ぎも落ち着き、少しずつ新しい環境での生活や執務にも慣れてきた頃かと思います。
 
<補足>
ちなみに、私、重野(62期)も、かなパブで育ち、地方に旅立った弁護士の1人です。
高知県四万十市の「中村ひまわり基金法律事務所」の2代目所長として、3年の任期を終えた後、
昨年4月に神奈川に戻り、今は、これから地方に旅立つ後輩達の指導役にまわっています。
 
日々の事件処理だけではなく、弁護士過疎地ならではの苦労・工夫や楽しさも伝えていくことで、
後輩たちが1人で地方に旅立った後、円滑に業務を行い、地域の力になっていくことができるよう、
少しでも役に立つことができればと思っています。
 
 
以上、前号・今号を通じてお伝えしてまいりましたように、
かなパブから旅立って行った弁護士達は皆、今も各地でそれぞれ頑張っています。
かなパブともども、今後とも温かく応援していただけますと幸いですm(_ _)m

かなパブ通信 第65号 -あの弁護士は今…?! (執筆担当:重野)

【★かなパブ通信★第65-1号(2016.10.2-あの弁護士は今…?)】(執筆担当:重野)

先日、横浜スタジアムでは、横浜一筋25年の三浦大輔投手が引退試合を迎えました。
当日は、終電近くになってもスタジアム周辺はファンがいっぱいで(私も少しだけ紛れてきました)、
ずっと地元で頑張ってきた姿は、多くの市民の心を打つのだなと改めて思いました。
 
そんな三浦投手のように、私達も、1ヶ所で実績を重ねて市民の信頼を得ていき…たいところですが、
かなパブの弁護士は全員任期があり、数年しか同じチーム(事務所)にいることができません。
特に勤務弁護士は、弁護士不足地域への赴任のため、入所2年前後で地方へ旅立っていきます。
 
かなパブも開設から7年余りが経ち、これまで計8名の若手を地方へ送り出してきましたが、
あの弁護士はどうしてるの?という質問を時々いただきますので、今回は、それぞれの今、をご紹介します。
 
<岡本吉平弁護士(62期)>
かなパブ第1期の勤務弁護士として、私(重野)と一緒に養成を受けた後、
平成23年3月、千葉県に新規開設された「鴨川ひまわり基金法律事務所」の初代所長に就任しました。
 
鴨川市は千葉地裁館山支部の管轄ですが、支部内にはそれまで館山市にしか法律事務所がなく、
鴨川周辺の住民が弁護士に依頼するためには、半島先端の館山まで行かなければなりませんでした。
 
今も館山市以外では唯一の事務所であるうえ、裁判所が遠く(簡裁でも最寄は館山)、刑事事件も多いため、
岡本弁護士は、日々、多くの案件を抱えながら、長い距離を走り回っており、かなり忙しいようです。
そんな中、地域との連携も築きつつ任期延長を重ね、最後の6年目を迎えた現在も、鴨川で頑張っています。
 
<平岡路子弁護士(63期)>
約2年の養成の後、平成25年4月、福島県の「相馬ひまわり基金法律事務所」の4代目所長に就任しました。
 
相馬は、東日本大震災の被災地であり、かつ、原発の問題にも直面し続けている地域です。
そのため、通常の事件に加え、災害対応や原発賠償についても、多くの業務をこなす必要があります。
近隣には放射線量が高い地域もあり、そのような場所も、線量計を設置した車で駆け抜けなければなりません。
 
平岡弁護士は自身も阪神・淡路大震災の被災経験があり、ぜひ被災地で役立ちたいと旅立って行きましたが、
その初志を貫徹して、昼夜を問わず3年間働き続け、今年3月に所長としての任期を終えました。
 
難しい事情を抱える地域のため、なかなか後任(5代目所長)の応募がなかったのですが、結局、
東京の事務所で働いていた平岡弁護士の夫(弁護士)が、妻を支え、かつ、長年の別居状態を解消すべく、
一念発起して応募をし、5代目の所長に選定されました(ひまわり初の夫婦間引継ぎとなりました)。
そんなわけで、平岡弁護士は今も、相馬の地で、所長となった夫の勤務弁護士という立場で働いています。
(ちなみに今は産休中のようです)
 
<森田了導弁護士(63期)>
平岡弁護士より一足先の平成24年6月、北海道二海郡八雲町に新設された「法テラス八雲」に赴任しました。
八雲町は函館支部の管轄で、渡島半島の真ん中あたりに位置します(独立簡裁があります)。
今のところ、かなパブから一番北に赴任し、かつ、法テラスに赴任した唯一の弁護士になります。
 
森田弁護士は、その後、ちょっと変わった進路を歩んでいます。
平成27年3月に八雲での執務を終えた後、任期を更新し、法テラス東京の所属扱いとなったうえ、
触法障害者の支援で有名な、長崎県雲仙市の「社会福祉法人 南高愛隣会」に出向しました。
 
そして9ヶ月間の出向期間を終え、今年1月からは、法テラス熊本で執務しています。
久しぶりに通常の弁護士業務に戻る…はずだったのですが、その矢先に熊本で大地震があり、
避難所での出張相談や、各機関の調整役など、最近まで震災対応が業務の大半を占めていたそうです。
 
 
…と、それぞれの状況を紹介をしていくと、だいぶ長くなりそうですので、
まずは「第1弾」ということで、64期以降のご紹介は、また後日とさせていただきたいと思います。
 
上記のとおり、皆、今もそれぞれ各地で活躍しておりますので、
当会で育てた若手が頑張っているのだな…と、今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。

かなパブ通信 第64号 傳田弁護士、新潟県佐渡へ赴任 (執筆担当:中山)

早いもので2016年も半分以上が経過してしまい、
関東地方はまだ梅雨明け宣言がされていないことが不思議なほどの暑さが続く毎日となっておりますが、
かながわパブリック法律事務所は、暑さに負けることなく日々の業務に、取り組んでいきたいと思います。

さて、本当はもう少し早く報告をしたかったのですが、去る6月4日(土)に、
当事務所から佐渡ひまわり基金法律事務所へ、
4代目の所長と赴任した傳田真梨絵弁護士(66期)の前任所長からの引継式が、
現地の新潟県佐渡市にて開催されました。
 
引継式には、新潟県弁護士会の関係者だけではなく、佐渡市の市長や、
佐渡市出身の県議会議員の先生をはじめとした行政関係の方々や、
商工会の会頭の方、社会福祉協議会の関係者の方、司法書士会など他士業の先生方も多数出席されており、
公設事務所である佐渡ひまわり基金法律事務所への地元からの信頼・期待の大きさを実感しました。
 
また、当会からは、お忙しい中、安達副会長や、
公設事務所支援委員会の委員長・副委員長である大谷先生・長谷山先生にもご出席いただき、
誠にありがとうございました。
 
引継式当日の様子(写真等)は、当事務所のブログにも掲載しておりますので、
もしよろしければ、そちらもご覧下さい。
http://ameblo.jp/kanapublaw
当事務所としても、今後も傳田弁護士と定期的に連絡を取り合って、
事務所経営や、事件処理などについて、適宜フォローをしていきたいと思っております。
 
ところで、7月8日付けで、会のメーリングリストやFAXにて、
お知らせがありましたとおり、平成28年8月26日(金)の午後6時15分から、
ローズホテル横浜にて、当会でも傳田弁護士の壮行会を開いていただけることになりました。
https://www.kanaben.or.jp/member/contents/news/event/20160708_kanapabu_sokokai.pdf
 
是非、皆様からも、本州本土まで高速船でも約1時間、
通常のフェリーだと約2時間半もかかる司法過疎地域で奮闘している
傳田弁護士に対する激励の言葉をいただきたく、
多くの先生方にご出席下さいますようお願い申し上げます。

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かながわパブリック法律事務所

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神奈川県横浜市中区
弁天通2丁目21番地
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月〜金(土日祝を除く)



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